アナゴん開拓誌

アナゴん的活動報告。

DJイベント活動指針

2015.11.12

ジャイアン×ドラゴンナイトZ

トークショー抜粋

 

イベントの指針

1.間口を広げる

EXO(エクソ)
今のK-POPでは一番人気でチケットは即日完売。

みんなも聴いたほうがいい。
なぜか?「間口を広げたい」
ジャンルを壊していくのはコアなファン。
コアを尊重するとジャンルが死んでいく。
新日本プロレスの棚橋は

昔俺の隣でDJやってたんですよ。

今はエアギターもやってる。
おかげで女性客が入りやすくなった。
間口が広がったわけです。

 

2.ブランド化

2008年、

8年前にマグロックを行ったが失敗に終わった。
それから現在での思いは
来る時は芸人がDJやってるから

見てやろうという人をたくさん呼びたい。

帰る頃にはロックをすげえ好きにさせてやろう

とゆうスタンスでいる。
グッドモーニングアメリカ

「あっ良いライブここにあります」で、

たなしんがタイムスケジュール通りに

演者を呼びに行っていてすごいと思って理由を聞いた。

10-FEETがやってたんだ」と言っていた。
京都大作戦」で10-FEET

全ての演者、売店へ挨拶に行く。
この時期タクシー運転手は客を乗せると

京都大作戦でしょ?と聞く。
運転手はイベントを知っているが

10-FEETのことは知らないんですよ。
イベント自体がブランド化してるんです。

 

 ”自分たちのイベントの熱量は必ず客に届く”

これを目指していきたい。

 

主催だからと踏ん反りかえったりしたくない。

氣志團万博」の綾小路翔

朝4時に演者全員へ手紙を書く。
今までに食べた美味いものが全て並んでいる。
サービス精神がありHAPPYな空間がある。
なぜ氣志團万博をやろうと思ったか聞いた。
京都大作戦を見たから」と言った。

グロックも真似していきたい。

 

3.物語性

氣志團万博
日本で一番CDが売れるFESだと言われている。
来たことで他のバンドを好きになるからだ。

音楽ファンはそれぞれでいい。
DJはどのジャンルも肯定して

好きにならなければいけない。
お客さんの間口を広げてあげて、

最初の目的とは違うアーティストを

好きになってもらいたい。

イベントで男女同じ思想にするのは無理なこと。
女性の良いとこ、男性の良いとこは

違うから統一しなくていい。
女性は目の前のことを見ていて現実的、

男性は客観視していて空想的。
女性は文化祭の前日みたいなノリをしてるほうが良い。
男性は物事を俯瞰(ふかん)で見て

サポートしていくのが良い。
女性の好きなことを持続させるには

”菓子を与えれば良い”

 

負荷を乗り越えると物語になる。

エンターテイメントは物語性。


悪役を作って乗り越える達成感を得る方法を

やりがちだが、それでは人の為にならない。
好きなことをやらせて、正しいマネジメントを

しっかりやっていくほうが人の為になる。
男性にはとことん負荷をかける。
女はキラキラしてればいい。

「どうやったら数が増えるとか」

事務的なことを男が考える。

 

4.リーダー論

リーダーは褒めることが大事。

肯定!肯定!肯定すること。
自分でやり方を見つけるしかない。

結局は人間だから。

その人に合う言い方がある。

 

5.信用はクレジット

小谷真理とゆうホームレス芸人がいる。

自分の一日を50円で売る

ネットショップを立ち上げた。
鬼ごっごをしたいとゆう依頼をした女性と結婚した。

三回しか会ったことないのに。
花やしきで結婚式をあげた。

貸切費用の200万はクラウドファンディングで集めた。
小谷は信用を売っている。信用はクレジット。
その小谷が「大谷さん!面白い依頼ありましたよ!」

と言ってくる。
居るだけでワクワクする感じ。

ワクワクした方がいい。
その為にすべてを楽しむ。

フライヤ作るだけでも、配るだけでもワクワク。
面白いことをしようではなく、

ワクワクさせて欲しい。
他者を認めてワクワク感を続けさせる。

 

6.アガる
2016年はDJだけじゃなく

休憩をどの時間に入れるかだったり、
真ん中に会話を楽しむ時間を入れるだったり、

考えている。
サイレントディスコも依頼があったが

予定が合わなかった。
ななななみが透明のキューブに入って歌を歌い、
外のお客さんがヘッドホンで聞くってのを

この間やってた。

「私たちのハァハァ」てゆう映画は見た?
福岡の女子高生4人がクリープハイプのライブで

東京で会おうってMCを真に受けて、
自転車で東京まで行くというロードムービー

 

”人がアガルって何か?”
トーンが大事。トーンが。


矢沢栄吉はボディガードを連れてステージへ登場する。
めっちゃ面白い。ワクワクする。
DJが「~して下さい」と言っても、

お客さんは嬉しくない。
{大変申し訳ございませんが

飛んでいただけたら嬉しいです}という

気持ちを込めて「飛べ!!」と言う。客が迷うから。
熱量を伝えろ!好きなものをとことん!

 

7.稼ぐ

お金の稼ぎ方。
クラウドファンディング

大金を稼ぐには応援したいと思わせることが大事。
なにを応援してもらいたいのか目的をはっきりさせる。
三角論。
一角(例/お笑い芸人)に一万時間費やせば

1/100の人になれる。
二角(例/音楽)にもう一万時間費やせば

1/10000の人になれる。
三角(例/ラジオ)三角形に囲まれた部分が

自分の稼ぐ給料になる。
いただいたものを仕事にするんじゃなく

三角の信用をクレジットにしてる。
目標を口に出して言うことが大事。

これが応援する人のモチベーションになる。

 

8.他交換

演者より熱量のある客のことを

セカンドキャストと言う。
セカンドキャストは拡散力がある。
お客さんが来る理由を一個作る。
それをやらなければいけない

使命みたいなものを作ってあげる。
客に次回も来る役割を与える。

そこに対する信号を恐れずにやる。

 

10-FEETは昔からできてる。
自分たちの場所は自分たちで

キレイにするんだとゆう使命。
京都大作戦が終わった後は

ゴミがひとつも落ちていない。
お客さんの情熱が伝染してゆく。
他交換がすごい大事。